ラグビーワールドカップ(W杯)の開幕まで100日となった12日、釜石市大渡町の釜石小(高橋勝校長、児童127人)の6年生22人はインターネット通話サービス「スカイプ」を通じて英国の児童と交流した。W杯を契機に、世界に視野を広げる市教委の国際交流育成講座の一環で、市内で初実施。今後、他の小中学校で順次行い、英語によるコミュニケーション能力の向上などを目指す。

 前回W杯が開かれたイングランドにあるケント州のダリック・ウッド・ジュニアスクールの6年生約20人と交流した。英国の児童がテレビ画面に映ると釜石小の児童は「ハロー」と笑顔で手を振った。同校は釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムや、東日本大震災の復興状況などを英語で説明。郷土芸能「虎舞」も披露した。英国の子どもたちも写真を交えて食事や通学手段などを紹介した。

 柴田康大君は「ジェスチャーもしてくれて、相手の話が分かってとてもうれしかった」と笑顔を見せ、菊池優花さんは「いろいろな人が来るW杯が楽しみ。英語で話せるようになりたいので、もっと交流したい」と関心を高めた。