【東京支社】県と県市長会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は11日、それぞれ省庁を回り、震災復興や国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現などを要望した。

 達増知事は2020年度政府予算編成に向け96項目の提言・要望を実施。鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)に対しては東京五輪・パラリンピックに関連し、文化を通じて復興の姿を発信する場の創設や地方のスポーツ振興の取り組みへの支援を求めた。

 鈴木氏は「復興が開閉会式のコンセプトの一つ。大会を機に東北、岩手の文化を発信したい」と述べ、達増知事は「2回目の東京五輪は地方を主役にしてほしい」と求めた。

 県市長会の谷藤市長らは復興庁で、安藤裕政務官に「一日も早い復興に向け、財源確保などに取り組んでほしい」と要望書を手渡した。安藤氏は「生活の再建や心のケアはこれからの課題。地域の要望にしっかり寄り添いたい」と答えた。

 東北市長会(会長・谷藤市長)も同日、関係省庁に復興支援やILC実現を要望した。