国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を目指す県は10月26日、県内の高校生を対象に、物理や化学などの研究成果を競うコンテストを初開催する。1位のチームは、スイスの欧州合同原子核研究所(CERN)への派遣研修に招待する。参加生徒を募集している。

 「いわての高校生 サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト for ILC」と銘打ち、盛岡市内で実施する。県内の高校生が対象。個人または2~5人のチームで参加できる。参加者は事前に物理や化学、工学に関するテーマを自由に設定。研究、実験、測定などを行い、コンテスト当日に成果を発表する。

 発表にILCに関する提言や意見が盛り込まれれば、高評価となる。1位の県知事賞を獲得したチームは、来年3月のCERN派遣研修に参加できる。

 県ILC推進室の植野歩未ILC推進課長は「誘致実現が近づく中で、高校生のみなさんの多様な研究を待っている。将来ILCに携わるきっかけになればいい」と期待する。

 参加希望者は各高校に配布された申込書に必要事項を記入し、学校を通じて県に提出する。応募締め切りは7月19日。問い合わせは県ILC推進室(019・629・5203)へ。