県国際リニアコライダー(ILC)推進協議会(会長・谷村邦久県商工会議所連合会長)は10日、盛岡市内のホテルで役員会を開いた。日本政府の誘致判断に向けて重要な局面にあり、政府与党への要望活動や情報発信を強化する方針を確認した。

 約40人が出席。本年度の事業計画では、県や東北ILC推進協議会、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、先端加速器科学技術推進協議会(AAA)などと連携し、全国規模での周知活動を強化する。情報発信のため会員制交流サイト(SNS)の活用やシンポジウム開催を予定する。

 要望は12日に東北ILC推進協や北海道東北地方知事会などと自民党や関係省庁を回るほか、9月にも予定する。谷村会長は「誘致実現の最大のヤマ場だ。県や関係組織と一体になって国民の理解促進に努める」と訴えた。