三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会(会長・達増知事)は9日、釜石市鵜住居(うのすまい)町の釜石鵜住居復興スタジアムで、市内の小中学生が中心に制作したモザイクアート「ありがとう貝画(かいが)」の完成除幕式を行った。今秋のラグビーワールドカップ(W杯)で同市を訪れる人に復興支援への感謝を伝える。

 中学生の代表と関係者が除幕。矢内舞さん(唐丹中3年)は「世界から頂いた復興支援への感謝の気持ちで(W杯に訪れる人たちを)出迎えたい。釜石の全小中学生の思いがこもっている」と思いを語った。

 貝画は縦2・5メートル、横12メートル。市内の全14小中学校の児童、生徒のアンケートを基に「ありがとう」の言葉やラグビーボール、釜石大観音などをデザインした。市内の全児童、生徒約2千人や市民がホタテガイとアカザラガイの貝殻約6千枚に装飾し、張り合わせた。

 同スタジアムのバックスタンド東側に2023年まで設置する。

 岩手日報社などによるスマイルとうほくプロジェクト(花王協賛)も協力した。