陸前高田市は10日、行政文書の開示請求をした請求者から、手数料を徴収する方針を示した。開示請求に伴う手数料設定は県内では異例。市は開示文書の枚数が近年急増し、職員の作業量が増大しているとして、実費相当負担への理解を求める。

 手数料は請求1件当たり300円で、さらに文書や図面1枚につき10円を加算する。これとは別に、写しの交付を受ける場合は従来通り白黒1枚10円を徴収する。市は市情報公開条例の改正案を14日開会の市議会6月定例会に提案する。

 市総務課によると、開示文書枚数は2012~16年度の約130~1500枚に対して17年度4271枚、18年度8898枚と急増。18年度の1件当たり最多枚数は6年分の随意契約の契約書約6千枚で、職員延べ113人が約900時間かけて資料を準備した。