県は国際リニアコライダー(ILC)誘致に向け、ILC推進室を部と同格に格上げする「局」の職員態勢について、兼務・兼任を含む現在の21人から倍増させる方向で調整している。

 新たな名称はILC推進局。局内に2課を置き、職員は現在の専任の13人と兼務・兼任を合わせた21人から大幅に増やし、誘致活動やILCの普及啓発活動を強化する方針。

 ILC建設に向けた環境影響評価、道路、住宅など研究者らの受け入れ環境整備を検討するため、環境生活部や県土整備部の職員らを兼務配置する方向で検討している。

 関係市町との連携を進めるため県南広域振興局の機能も強化し、新たに駐在職員を配置する見通し。

 県は19日招集の県議会6月定例会に部局等設置条例改正案を提案し、可決後人事異動を行い速やかに発足する。

 ILC推進室は4月、従来の科学ILC推進室からILC専門部署として再編し、室長は部長級の理事が務めている。