奥州市水沢字森下の水沢一高(伊藤勝校長、生徒363人)は8日まで、台湾・台北市の大理(だいり)高から短期留学生4人を受け入れている。ホームステイなどによる相互交流は5年目で、14日には大理高の校長らが奥州市を訪れ姉妹校の協定を締結する予定。一層の交流を進め、外国語コミュニケーション力や国際感覚の養成につなげる。

 バイ・ジー・ファンさん(17)ら女子留学生4人と担当教員は5月29日から奥州市を訪れている。30日は水沢一高の全校朝会に出席し「趣味は音楽です」「よろしくお願いします」など日本語であいさつした。

 2年前に台湾を訪ねた3年の阿部明日香さんは「街並みが日本とは違い、外国の文化を学びたい気持ちが高まった。知っている生徒も今回訪れており、初めての人も含めて会話を楽しみたい」と歓迎した。

 留学生たちは生徒宅にホームステイしながら授業やクラブ活動に参加。茶道や着付け体験で日本文化に触れ、台湾総督府民政長官を務めた奥州市出身の後藤新平(1857~1929年)の記念館も訪れる。