釜石市平田(へいた)の尾崎(おさき)半島で約413ヘクタールを焼いた林野火災は8日、発生から2年となった。市によると、復旧対象の人工林約258ヘクタールのうち、ほぼ半分で被災木の伐採と地ごしらえが終了した。被災木の利活用拡大に加え、森林再生に向けたボランティアによる植樹活動なども展開。市は2020年度の復旧完了を目指す。

 被災範囲の南側の油浜(あぶらはま)周辺は今月、植栽作業が始まった。市によると、復旧対象の人工林のうち、約120ヘクタールで被災木の伐採と地ごしらえを終え、本年度中にはさらに約70ヘクタールが完了する予定。これまで約40ヘクタールで終えたスギやカラマツなどの植え付けは6、7月までにさらに約80ヘクタールを進める。

 林野火災は17年5月8日午前11時56分に尾崎半島北側で発火し、同22日に鎮火。焼損面積は413・39ヘクタール、被害額は約7億4500万円で釜石市では過去最大の被害となった。人的被害や住家延焼はなかった。