二戸市が市内全8小学校の5、6年生に週1回岩手日報を配り、朝学習に活用する取り組みが8日から始まった。朝刊本紙とこども新聞が配られ、各校はスクラップなどを実施。新聞を読む時間を設けることで社会情勢に理解を深め、子どもたちの世界を広げる。

 同市福岡の福岡小(新毛公生校長、児童328人)6年1組では、担任の菊地亜矢子教諭(36)が紙面の仕組みや構成、狙いなどを説明。子どもたちは気に入った記事を切り抜いてノートに貼り、感想を書いた。

 4月末に久慈市のもぐらんぴあを訪れた大道口(だいどうぐち)圭悟君は、こども新聞の「カメ吉メスでした」の記事を選んだ。「カメ吉と写真を撮ったので、記事を読んでメスと知りびっくりした。生き物の記事を読んで集めたい」と目を輝かせた。

 同校NIE担当の熊谷萌教諭(32)は「新聞を一斉に読む時間を設けることで活字を読む習慣をつくり、ニュースに敏感になってほしい」と期待する。