奥州市は、ふるさと納税の返礼品の温湿度計を市内の小中学校に贈る取り組みを始める。同市によると、県内で学校への「寄贈型返礼品」を導入するのは初めて。児童・生徒の熱中症対策などに役立つことが期待される。

 温湿度計は同市水沢卸町のみずさわ気象計器(本城秋雄社長)が製造し、福祉施設や工事現場で使われているもの。直径30センチ。温度、湿度を表示するほか、熱中症の注意の目安を「危険」「厳重警戒」など4段階で示す。

 寄付額3万円につき1台を寄贈し、体育館などへの設置を見込む。市元気戦略室によると、市内36小中学校のうち24校が寄贈を希望。温湿度計は寄付に応じて各校に1台ずつ配分するが、寄付者から学校が指定された場合は極力、意向に沿うようにする。申し込みは、ポータルサイト「ふるさとチョイス」で10日正午から受け付ける。奥州市民からの寄付は受け付けない。