紫波町の農業資材販売マルショウ紫波(伊藤政之社長)は8日、同町東長岡のリンゴ農場で小型無人機ドローンを使った授粉試験を行った。通常の半分以下の労力と時間で済むドローンの効果を、果実の収量や品質などから検証していく。

 試験は東長岡果樹生産組合(川原一文組合長)の農場約20ヘクタールで実施。前日までの雨が花に残る中、同社のオペレーター3人が上空からフジ約100本に花粉を混ぜた溶液を散布。通常は晴天時に花粉を噴霧する機械を持った4人が1時間半ほどで行う作業を約30分で終えた。

 同社は昨年からドローンによるリンゴ授粉試験を行い、3年間で効果を検証する。人口減少に伴う労働力確保と労力軽減が目的で、散布する溶液も独自に開発。昨年も同じ農場で試験を行い、今年は一関市でも試験を行った。