県競馬組合は7日、2019年度最初の組合運営協議会で、4月6~29日の発売額が32億4200万円だったと説明した。計画を5・2%、前年度を6・5%上回る好調な滑り出しとなった。ただ、経営を脅かす競走馬の禁止薬物問題は、発生初期から約9カ月を経てもなお原因不明の状況が続いている。

 盛岡市新庄の盛岡競馬場で、委員7人と組合事務局らが出席。発売額の内訳(12日間)は、自場6億4100万円(計画比1・3%増)、インターネット発売21億7800万円(同7・8%増)と健闘し、広域委託は4億2300万円(同1・4%減)だった。18年度の発売額は313億3300万円(計画比0・1%増、前年度比6・3%増)。競走馬からの相次ぐ禁止薬物検出で計14日間の休止に追い込まれたが、黒字は確保できる見通しとなっている。

 19年度は年間128日開催を予定し、盛岡競馬は12日に開幕する。組合の千葉義郎事務局長は「再発防止対策の確実な実施と原因究明に努め、二度と禁止薬物陽性馬を発生させないよう取り組む」と説明した。