県最高級オリジナル品種「金色(こんじき)の風」の3年目の作付けが県南地方で始まった。奥州市胆沢では7日、水を張った田んぼを田植機が忙しく往来した。

 同市胆沢の千田栄悦さん(64)方では金色の風を1・1ヘクタールで栽培。薄曇りで、焼石連峰の残雪を望む田んぼには、整然とした緑の列がたちまち広がった。

 昨年の金色の風の作付けは219経営体、228ヘクタールで、今年は面積拡大を見込む。2017年のデビュー後、2年連続で食味ランキングの「特A」を逃した。県はリモートセンシング(遠隔探査)技術を追肥や刈り取りの的確な判断に生かし、品質向上に一層力を入れる。