遠野市の綾織小(鈴木裕樹校長、児童66人)3、4年生28人は7日、同市の水源地の一つ、琴畑川上流の国有林でミズナラの植樹に取り組んだ。児童は豊かな水を育む森の役割を学びながら、環境保全の重要性を胸に刻んだ。

 岩手南部森林管理署遠野支署(野木宏祐支署長)、NPO法人遠野エコネット(千葉和代表)が活動を後押し。児童は地面を掘り起こし約60本の苗木を植え、シカの食害を防ぐ専用チューブで苗木を覆った。

 同法人によると、標高650~950メートルの同国有林一帯は市内約7千世帯の水道水を賄う水源地。1970~80年代ごろ、肉牛の放牧地として活用された。同法人は同支署、市と連携し、枯れた場所に苗木を補う活動を十数年来続けている。

 同校は総合学習の一環で本年度から活動に参加。昨年までは地元の土淵小が高原で拾ったドングリから苗木を育てるなど植樹に大きく貢献した。