岩手銀行(盛岡市、田口幸雄頭取)は4月25日、矢巾町広宮沢の岩手日報制作センターで新入行員42人を対象に、新聞活用講座と制作センター見学を行い、新聞を生かしたコミュニケーションの取り方や新聞製作の工程について学んだ。

 NIE・読者部の礒崎真澄専任部長が講師を務め、「顧客との距離を縮める」と題し岩手日報の読み方のコツをアドバイスし「ビジネスには地域の情報を知ることが重要。顧客との距離を縮めるツールとして新聞を活用してほしい」と呼び掛けた。

 制作センター見学では、藤沢朗制作センター長が輪転機の構造や効率的な印刷のための工夫、新聞製作の工程について詳しく説明した。

新聞の読み方のアドバイスを受けながら、記事に目を通す岩手銀行の新入行員

 新入行員は、原稿が盛岡市内丸の本社から矢巾町のセンターに送信されるシステムや、ロール状の新聞用紙が巨大な倉庫から自動で運搬されカラー印刷される現場、品質をチェックする職員の姿を間近に見学し、地元企業の仕事について理解を深めた。

 みたけ支店の田鎖凌(りょう)さん(22)は「輪転機の印刷スピードに驚いた。岩手日報を含めて2紙を毎日読んでいる。スマホで得た情報も、あらためて新聞で確認している」と日々、新聞を仕事に活用。一関支店の松岡真希さん(22)は「岩手日報は毎日たくさんの記事を掲載している。記事を読んで地域のことをもっとよく知り、今後、お客さまとのコミュニケーションに生かしていきたい」と意気込みを語った。

 人事部人材開発室副調査役の久慈剛士(たけし)さん(36)は「新聞を読むことは銀行員として最低限必要なこと。地域に根ざした銀行の行員として情報収集の仕方、ポイントをしっかり学んでほしい」とし、地域情報の積極的な入手と活用を新入行員に期待した。

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