山田町商工会青年部(松本龍太部長)は29日夜、同町川向町の三陸鉄道陸中山田駅周辺で、活性化イベント「山田のはしご酒」を開いた。三鉄リアス線全線開通後では初開催で、町内外から訪れた酔客でにぎわった。町は復興が進み再建店舗も増えたが、人口減と復興工事関係者の撤退が影を落とす。開通を追い風に「夜の山田」の魅力を伝え交流人口増加につなげる。

 同町に加え宮古、釜石両市などからも大勢が訪れ、これまで4回開いた中で最多の365人が参加した。居酒屋やスナック、喫茶店などこちらも過去最多の28店舗が参加し、訪れた人は好みの4店舗を巡っては各店で旬の魚や地酒を満喫した。

 同町大沢のパート従業員大石孝志さん(60)は「3500円でこれだけいろいろなお店を回ってお酒が飲めるのはお得だ。とても面白い」と満足げだった。