千葉県船橋市の三山中(亀田智久校長、生徒266人)の3年生76人は30、31の両日、民泊修学旅行で陸前高田市を訪問している。同市の同旅行受け入れは4年目で、今年は過去最多の全国12校約2600人が訪れる見込みだ。

 同校は4年目の来訪で、生徒は交流があった旧気仙中の校舎前で合唱を披露した。広田地区コミュニティセンターで対面式を行い、生徒数人ずつが受け入れ家庭に向かった。

 同市広田町の佐々木幸悦さん(68)方には中地美桜(みお)さん、速水心愛(ここな)さん、若林七海さん、三浦紫(ゆかり)さんが訪問した。妻光子さん(65)らと和やかに昼食を取り、気仙大工左官伝承館や神戸市から分灯されたガス灯「3・11希望の灯(あか)り」などを見学。バーベキューや花火も楽しんだ。

 速水さんは「温かく受け入れてもらって本当にうれしい。テレビだけでは分からない震災の被害を実感した」と語った。佐々木さんは「交流し、互いに感動できるのが民泊の楽しみの一つ。被災地で命の大切さを学んでほしい」と願った。