北上市は30日、JR北上駅に隣接し、東口駐車場となっている市有地約1ヘクタールについて、利活用を進める実施方針を発表した。市が土地を無償貸与し、民間が駅利用者の駐車場を確保しながら建物などを整備する公民連携方式。東芝メモリなどの新工場や関連企業の進出が相次いでおり、需要が高いマンションやホテル、事務所の建設が想定される。

 市は利活用方針として▽都市拠点を形成する活用▽駅利用者の駐車場確保▽各企業などの利便性の向上▽大型新工場の建設で生じる市の課題解決-を掲げる。

 事業者は自己資金で利活用の企画と設計、建設を行い、維持管理や運営まで担う。駐車場は現有の374台以上とし、民営にする。

 6月17日から公募し、提案書を基に選考委員会による選考を経て、9月に事業者を決定。2022年春ごろの事業完成を見込む。