矢巾町は、現行のコミュニティーバス網を再編し、市街地を循環する新路線を運行する方針だ。町内に建設が進む岩手医大付属病院の移転・開院に伴い、町中心部の利便性を高める。地域公共交通会議でダイヤや運行経路を検討し、9月21日の移転・開院に合わせた運行開始を目指す。

 29日の町議会議員全員協議会で明らかにした。新たなバスは同院を中心にJR矢幅駅や近隣の商業施設、住宅地などを巡る予定。交通関係機関や地域住民などで構成する同会議の分科会で、運賃や本数など具体的な運行内容を協議していく。

 郊外と中心部を結ぶコミュニティーバス「さわやか号」は、業務委託する県交通との契約満期となる6月末で廃止する。町は3月からデマンド型乗り合いタクシーを試験運行しており、4月に25人が乗車するなど利用が軌道に乗ったとして判断した。