紫波町消防団(阿部秀夫団長、団員518人)のラッパ隊に本年度、4人の女性が入った。女性団員は16人となり、初めて男性(12人)を上回った。いずれも紫波総合高吹奏楽部として消防演習に参加してきた縁で入団した。全国で消防団員のなり手確保が課題となる中、地元の生徒と消防団をつなぐ取り組みが奏功し、女性の活躍が光っている。

 新規入団4人のうち、同校出身で今年社会人となった会社員作山凪那(なな)さん(18)は「勧誘されて入団したが、高校1年から活動に参加しているので知っている団員ばかり。先入観なく入りやすかった」とうなずく。

 6月2日の消防演習に向け、今年も同部の8人が練習に参加している。作山さんと一緒に入った会社員花沢萌々香さん(19)も「少し前まで一緒に活動していた吹奏楽の後輩もいて楽しい。私たちを見てまた入団したいと思う人が増えたらうれしい」と期待する。