県は本年度、本県への誘致を目指す国際リニアコライダー(ILC)の推進モデル校に、新たに大船渡東高と福岡高を指定した。次世代を担う若者の関心を高め、誘致機運を醸成する。

 指定校は2017年度からの盛岡一、花巻農、水沢、一関一の4高校、18年度からの水沢工、宮古商の2高校と合わせた計8校。大船渡東はILC関連部品の製造や外国人向けの食事づくり、福岡高は岩手大や八戸工大の研究室の見学や実験などを予定する。

 モデル校指定は人材育成事業の一環で、新規校に上限50万円、継続校に同75万~100万円を支援する。

 今年は日本政府の誘致判断の環境を整える重要な時期。県科学ILC推進室の植野歩未ILC推進課長は「モデル校同士が連携する活動も出てきた。ILCを周知し、将来関わりたいと思う人材を増やしたい」と期待する。