県内はこのところ連日の真夏日。強い日差しで熱中症や紫外線が気になるが、快適に過ごすための必需品として、日傘が年々注目を集めている。最近の動向やライフスタイルに合わせた選び方について、県内百貨店の売り場担当者にアドバイスしてもらった。

 北上市本通りのさくら野百貨店北上店婦人服飾課の菊池富美子係長によると「売れ筋は折りたたまずに持ち歩けるタイプ」。使用頻度の高さを見越した丈夫さと使いやすさ、持ち手やフリル、透かし編みなどデザインの豊富さが好評の理由だ。「移動に車を使う人が多く、軽さよりデザインや機能性を重視する傾向がある」と分析する。

 盛岡市菜園のカワトクでは、日本洋傘振興協議会のアンブレラマスター資格を持つ三浦慶子さんが「デザインは年々多様に。ライフスタイルに機能性を合わせるのが賢い選び方」とアドバイスする。

 一方、クールビズや猛暑対応で全国的に注目されているメンズ用日傘は、本県ではまだ普及していない。ただ、肌ケアや清涼感を求める人や、皮膚などに疾患を持つ男性からの需要は高まりつつあり、同店でも今後の入荷を検討している。