田野畑村漁協の浜岩泉浦女性部(早野くみ子部長、部員52人)は、東日本大震災で被災し生産を休止していた缶詰「鮭(ざけ)中骨水煮」の復活販売を決めた。30年以上前から作ってきた村の特産品を絶やすまいと部員らが奮起、7月末ごろから本格的に販売する。復活に合わせて新たなラベルデザインを施し、贈答用セットも用意。地域活性化や水産業の復興につなげる。

 24日は早野部長(63)と部員の小野寺しげ子さん(67)が同村松前沢の島越地区コミュニティーセンター調理室で作業。本県で水揚げしたサケの中骨を幅約1センチに刻み、血抜き処理して缶に詰め、調味液を浸して密封した。

 缶詰の内容量は180グラム。贈答用に3缶セットも新たに用意して土産品として売り出す。村6次産業化推進協議会(会長・石原弘村長)と連携し、ラベルは村の景勝地・北山崎のデザインや復刻版など3種類を作った。