北上市和賀町岩崎新田の市営水上牧野の開牧式が24日行われ、生産者や同牧野の管理運営業務を受託する花巻農協の職員ら約30人が、畜霊塔の前で牧野運営の安全を祈願した。

 同牧野は標高約350メートルの高原に96ヘクタールの草地が広がる。夏も涼しく、牛はほどよい起伏で運動できる。今季は8日に放牧を始め、10月末まで昨季より20頭多い延べ94頭の雌の黒毛和種を放牧する。

 25頭を放牧する同市和賀町後藤野の大峡(おおば)清志さん(65)は「労力が減るだけでなく、外で飼うと精神的にもゆったりして牛のためにもいい。たくましくなってほしい」と期待した。