僧衣を着て車を運転していた僧侶が福井市内で警察の取り締まりを一度は受け、全国の僧侶から抗議の声が上がった問題で、県警は、車の運転の妨げとなる服装を禁止する県道路交通法施行細則にある衣服の規定の削除も含めた検討に着手した。

 本県の細則では運転者の順守項目として「運転の妨げとなるような服装をし、げたや運転の妨げとなる履物を履いて自動車や原動機付き自転車を運転しないこと」などと定める。

 全国で服装に関する同様の規定が削除する動きが広がる中、県警も禁止の対象が不透明なことなどから見直しに着手した。県公安委員会での協議を経て、決定される見通しだ。

 道交法の施行規則は都道府県単位で制定。県警によると、これまでサンダルなどを履いて運転し、違反となったことはあったが、服装に関しては過去5年間で違反はない。違反した場合、反則金を納めなければならない。