西武7-6ソフトバンク

 球界屈指のスラッガーに成長して凱旋(がいせん)した地元・那覇で最高の姿を見せた。西武の山川穂高(富士大)が七回、両リーグ最速での20号到達となる3点本塁打を放った。「沖縄の皆さんのために打った。野球人生で一番うれしいホームラン」。ファンの期待に応える一発でチームを勝率5割復帰に導いた。

 1点差に迫られた直後の七回1死一、二塁だった。2ボールから松田遼の高めの変化球を強振。打った瞬間に本塁打と確信して歩きだし、高々と右腕を上げた。打球は左中間席へと飛び込み、球場にはこの日一番の大歓声が湧き起こり「期待に応えたいとか、沖縄に恩返しがしたい気持ちだった。泣きそうだった」と明かした。

 20号一番乗りは2年連続。最終的に47本塁打をマークした昨季の到達は7月1日で、大幅に上回るペースだ。西武、そして沖縄が誇る主砲の勢いはとどまるところを知らない。