東日本大震災の被害を伝える宮古市田老の震災伝承施設の案内標識が20日、被災3県で初めてお披露目された。震災遺構のたろう観光ホテルと巨大防潮堤の位置を分かりやすく知らせる。今後、各地の施設で順次設置が進む見通しだ。

 お披露目式を現地で行い、県の関係者や東北大災害科学国際研究所の今村文彦所長ら約100人が出席。東北地方整備局の高田昌行局長が山本正徳宮古市長に伝承施設の登録証を手渡し、案内標識を除幕した。

 標識は縦1・4メートル、横3・2メートル。国道45号沿いの道の駅たろうの看板の下に設置する。達増知事は「風化防止や防災力向上のため、教訓伝承と復興発信が重要となる」と訴え、山本市長は「震災の記憶と記録、教訓を国内外に伝え続けていく」と誓った。