マリナーズの菊池雄星(花巻東高)が真っ向勝負に出た。5連勝中のツインズは打線の破壊力を誇るが、中軸打者にも臆せず直球を投げ込んだ。長打は許さず、五回の失点も失策が絡んだもの。「これから僕がメジャーで生き残るためにも、すごく大事な日になった」と自信を深めた。

 開幕前の下馬評を覆して中地区首位を走るツインズは、前日までの3試合で計11本塁打、36得点と当たっていた。相手打線は特に速球に強いとの分析が出たという。ところが、直球で内角を突くよう指示された。「意気に感じた。真っすぐを狙われる中でいかに抑えられるか」と気合が入った。

 5月は登板した4試合で、いずれもメジャーで先発投手の評価基準となるクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)となった。日本球界屈指の左腕が、本領を発揮してきた。

(シアトル共同=小西慶三)