NPO法人体験村・たのはたネットワーク(楠田拓郎理事長)は19日、6月に迫るみちのく潮風トレイル全線開通を記念し、田野畑村机の机浜番屋群と北山崎間でトレッキングを行った。

 地元の愛好家ら12人が参加。日差しと心地よい潮風を浴び、急な上り下りの山道を抜けると、目の前に青い海や岩場が広がった。白波が寄せる砂浜で休憩し、真っ暗な手掘トンネルや緑深いブナ林を突き進んだ。

 ゴール付近の北山崎展望所付近は急な階段の連続。仙台市出身で、2月から宮古市太田で暮らす会社員高橋美由紀さん(52)は「最後に約700段を上るのはきつかったが、太平洋を一望する景色に感動し疲れが吹き飛んだ。他の場所のトレイルにも挑戦してみたい」と声を弾ませた。

 みちのく潮風トレイルは6月9日に宮古市の浄土ケ浜―山田町、田野畑村の鵜の巣断崖―岩泉町小本が開通し、全線開通する。