北上市の旬の野菜を使い、プロの料理人が講師を務める10回シリーズの料理教室「旬の食材で季節のスペシャリテを」は19日、同市で始まった。毎月異なるシェフから家庭でも作ることができる料理を学ぶ。生産者と料理人、消費者をつなぐ新たな試みで、北上の食の豊かさを発信する。

 同市流通センターの花巻農協北上産直あぜみちに出荷する若手部会が主催し、初回は産直隣の料理研究施設で開いた。北上市大通りの日本料理店「御料理寺沢」の寺沢勇人店主(40)を講師に、県内の21人がアスパラガスとホウレンソウの料理に挑戦した。

 だしの取り方や下ごしらえの手ほどきを受け、アスパラの白あえとすまし汁、ふきご飯、ホウレンソウとかつおなまり節の卵とじを仕上げ、味わった。同市鬼柳町の会社員菅原綾音(あやね)さん(27)は「地元の食材の良さが分かる。家でも作りたい」と喜んだ。

 次回は6月26日にフリーアナウンサーで料理研究家の千葉星子さんに、ソラマメやヤングコーン、カブなどを使った料理を学ぶ。料金は3千円。定員18人で応募多数の場合は抽選。ファクス(0197・71・1339)、メール(azemichiwakatenokai@icloud.com)で今月25日までに申し込む。問い合わせは産直あぜみち(0197・71・1338)へ。