東日本大震災を契機に東北被災3県から始まった「被災地をつなぐさをり織り」の展示会は4、5の両日、宮古市宮町のイーストピアみやこで開かれる。被災地と全国、世界中の人々が糸を通し、さをり織りを仕上げていく取り組み。国内外の4千人以上が関わった54本の作品を披露する。

 さをり織りは4月末現在で19都道府県、海外3カ国を巡回し、各地域の住民が参加。これまで仕上がった54本の総延長は450メートルを超え、それぞれの布には参加した人の写真や「復興を願っています」「織ることで元気が出た」などのメッセージが添えられている。同市にとっては2016年以来の「帰還」となる。

 4、5の両日はこれまで巡回してきた展示会の写真映像をスクリーンで上映し、さをり織り体験ワークショップも実施する。4日は午後1時~同9時、5日は午前9時~午後5時。入場無料。ワークショップは材料費500円が必要。