盛岡市は18日、岩手公園の石垣の保存、地下遺構や景観の保全に向けた樹木整理に伴う説明会を現地で開き、鶴ケ池沿いで巨木化したスギ11本を伐採する計画の必要性を説いた。

 約20人が参加。市公園みどり課によると、スギは高さが最大約20メートルになり、過去に樹木下部の枝切りをしたため重心が高く不安定になっている。発掘調査を進めている地下遺構の真上で育ち保存、整備にも支障が出ている。対象のスギはピンク色のテープが巻かれ、6月末までに伐採する。

 市は2016年度に策定した「史跡盛岡城跡植栽管理基本計画」に基づく樹木整理と、地下の旧鶴ケ池跡、土塁跡、台所屋敷の遺構保存・整備も計画。同課の森勝利課長は「隠れている遺構を皆さんに分かってもらえるよう少しずつ整備したい」と述べた。