盛岡市青山の県警察学校(工藤実校長)の学生は、警察官を目指して日々訓練に打ち込んでいる。16日、報道各社の6人と体験入校し、学生と一緒に警察官としての心構えや技術を学んだ。

 (報道部・菅野 燈)

 最初に参加したのは、騒乱現場での対応を訓練する「警備実施」。左手で重さ約6キロの盾を抱えて走った。盾を持って走るのは想像以上に過酷で、教官から終わりの合図がいつ出るのかばかり考えていた。学生らに後れを取りながらようやく走り切ると、左手の感覚がなくなっていた。

 すぐに防護の構えの訓練へ。盾を使ってさまざまな姿勢を取った。盾の角度や足の向きまで気をつけなければいけない。盾を頭上に持ち上げる構えでは、だんだん腕が痛くなり、長い時間静止していたように感じた。訓練を終えるとしゃがみこんでしまった。

 その後も地域警察についての座学や、行進の訓練などを体験。最後の逮捕術は、受け身や警棒を使った動きを教わった。やってみると難しく、一連の動きをこなす学生の姿に圧倒された。