2019.05.17

国際ライブ幻想の音色 一関・千厩アートフェス

幻想的な音楽で聴衆を引き込んだ、(左から)サミ・エルさん、小野寺江水さん、ブルース・ヒューバナーさん
幻想的な音楽で聴衆を引き込んだ、(左から)サミ・エルさん、小野寺江水さん、ブルース・ヒューバナーさん

 一関市千厩町で毎年秋に開かれる、せんまや本町(もとまち)アートフェスティバル(せんまや本町通り振興会主催)の初めての国際交流事業として15日夜、同町内で外国人演奏家らによるライブが行われた。東日本大震災の被災地にも数多く訪れている米国出身の尺八奏者ブルース・ヒューバナーさん(59)=横浜市=らが演奏。市民はゆったりと幻想的な音楽に触れ、異文化に心を通わせた。

 同日ライブを行ったのは、ヒューバナーさんと、廃材やピアノ線、耳かきを使った大正琴とキーボード、ドラムなどを合わせた自作楽器「耳かきピアノ」の作者サミ・エルさん(37)=米国出身、東京都=のコンビ「Celestia(セレスティア)」。「水上の光」「農民たち」「星雲」(いずれも邦題)など10曲を披露したほか、ゲストとして薩摩琵琶奏者の小野寺江水(こうすい)さん(33)=宮城県大崎市=も出演した。

 「和楽器の奥深さを知ってほしい」と長短2本の尺八を使い分けるヒューバナーさんの追分などのリズムアレンジに加え、エルさんと小野寺さんによる弦楽器の柔らかな音楽が約30人の聴衆を魅了した。