国土交通省港湾局は18日、大船渡市大船渡町のおおふなぽーとを代表施設とする大船渡港周辺施設を「みなとオアシス」に登録する。県内の登録は久慈、宮古両市に続き3例目。海の恵みを生かしたグルメの開発や市民と観光客の交流を進め、東日本大震災による被災から復興へ歩む港町をPRする。

 「みなとオアシス」は住民参加による地域振興の取り組みを継続する施設を登録し、港を核としたまちづくりを促進する制度。今回は「みなとオアシスおおふなと」として登録する。代表施設は昨年3月完成のおおふなぽーと。観光物産情報の発信と震災学習の場として活用されることが評価された。

 キャッセン大船渡を含む中心市街地エリアやクルーズ客船を迎える野々田埠頭(ふとう)、水産基地の市魚市場のほか、屋形船の発着所に当たる跡浜物揚場やサン・アンドレス公園、夢海(ゆめみ)公園も構成施設に位置付ける。

 18日はクルーズ客船飛鳥Ⅱの同港寄港に併せて、野々田埠頭で登録証授与式を開催。戸田市長は「復興が進む街が登録されることになりうれしい。一層の港湾、港町の振興に取り組む」と決意を新たにする。