北上市の北上フィルハーモニー管弦楽団(小野寺典夫団長)は6月2日、釜石市大町の釜石市民ホールTETTO(テット)で第19回題名のある音楽会を開く。釜石市出身で桐朋学園大ソリスト・ディプロマコースの小井土(こいど)文哉さん(23)をピアノに迎え、釜石市民吹奏楽団(谷沢栄一団長)も賛助出演する。

 例年北上市内で開催しているが、長く交流がある同吹奏楽団と一緒に音楽で被災地を盛り上げたいとの思いから釜石公演が実現。午後2時からで、昨年の日本音楽コンクールピアノ部門で1位を獲得した小井土さんとベートーベンのピアノ協奏曲第3番を披露するほか、新日本紀行のテーマなども演奏する。

 11日夜には北上市のさくらホールで練習し小井土さんと表現などを確認。4月にテットでリサイタルを開いた小井土さんは「ソロで弾くより皆さんとコンタクトを取り熱量が必要。僕が言ったことを受け入れてくれ、それが音に表れ、変化量も多い」と市民楽団との共演を楽しみにする。

 入場無料だが整理券が必要でテットのほかイオンスーパーセンター釜石店、北上・さくらホールで配布。未就学児も入場できる。問い合わせは北上フィルの中村伸樹さん(090・4556・0795)へ。