北上市村崎野の県立中部病院(伊藤達朗院長)は11日、同病院で開院10周年記念祭を開いた。初の病院公開で800人を超える家族連れらが多彩な医療関連体験や院内見学ツアーを楽しんだ。

 介護食試食では3段階の軟らかさに調理したホウレンソウを食べ、のみ込む力が弱い人にも安全な食事へ理解を深めた。四輪駆動の電動車いす乗車や薬の代わりに菓子を分包する薬剤師体験、骨密度などの測定コーナーも人気を集めた。見学ツアーは手術室や地下の免震装置などを見学した。

 同日は市内催事場で開院10周年記念式典も行われた。同病院は2009年4月、県立花巻厚生病院と県立北上病院が統合し県中部圏域の急性期医療を担う基幹病院として開院した。