冬から春へ衣替えの時季は、たんす整理のチャンス。洗濯や収納の注意点、不要な衣類を古着店に持ち込む際のポイントを県内の専門家らに聞いた。

 県立大盛岡短期大学部生活科学科長の菊池直子さん(被服材料学)は、長期収納の鉄則として「素材に合った方法で汚れを落とすことと、湿気対策」の二つを挙げる。

 まずは洗濯前に、生地素材などの表示を確認することが大切だ。「フリース素材など、合成繊維(ポリエステルやアクリル)が使われていれば自宅の洗濯機で洗ってオーケー」と菊池さん。一方、シルク(絹)やウール(羊毛)など動物性の繊維は水に触れると縮みやすい。風合いを保つためにはドライクリーニングなど専門店に依頼するのが無難という。

 自宅でウールやレーヨン混の衣類を洗う場合は、摩擦を避け、ゆっくりと押し洗いすること。型崩れを防ぐため、平干しが基本。すのこの上に広げる手もあるが「家庭用平干しネットがあると便利」と紹介する。