皇后さまと長年の交流がある八幡平市松尾の末盛千枝子さん(78)は、エッセー「根っこと翼 皇后美智子さまという存在の輝き」(新潮社)を出版した。天皇陛下と慈しみ合い支え合ってこられた年月に思いをはせ、親友のみが知る皇后さまの素顔と秘話を温かな筆致でつづった。退位を前に、皇后さまへの敬愛の念を新たに幸せを祈る末盛さんに思いを聞いた。

 

末盛千枝子さんのエッセー「根っこと翼 皇后美智子さまという存在の輝き」

 「根っこと翼」は、皇后さまとの交流を中心に書いた作品としては初の単行本。新潮社の月刊誌「波」で連載したエッセーに加筆・修正した。

  友人や皇室関係者のこと、移民や戦争犠牲者、被災者の悲しみに寄り添う優しさ、天皇陛下やご家族との日々の喜び、声を失われたときの苦悩…。「本邦初公開だらけ」というエピソードの数々を自身の思い出とともに紹介し、聡明で美しい皇后さまの素顔を浮き彫りにしている。

 「根っこと翼」は四六判、192ページ。1404円。