釜石市大平町の釜石大観音は8日、1970年の建立から数え年で50周年を迎える。この間、同市は製鉄業の盛衰、東日本大震災による被害と復興などさまざまな時代を歩んできた。地域の喜びと悲しみを見守ってきた大観音は新時代「令和」でもまちのシンボルであり続ける。

 釜石大観音は、同市大只越町の石応禅寺が度重なる津波や第2次大戦中の釜石艦砲射撃などによる犠牲者の供養と、平和への願いを込めて70年4月8日に建立。高さ48・5メートルで釜石港を見渡すようにそびえ立つ。

 7、8の両日は釜石大観音で建立50周年の記念式典が行われる。7日は「わんこきょうだい」の生みの親で盛岡市のデザイナー、オガサワラユウダイさんが手掛けた記念キャラクター「かのっち」を披露し、8日は本堂で記念法要が営まれる。両日は拝観無料。