2019年度の岩手競馬は6日、奥州市の水沢競馬場で開幕した。初日の発売額は1億9272万円(前年比49%減)と振るわなかったが、近年はインターネット発売が好調で収益性の高い火曜開催を増やし、存続条件の単年度黒字を目指す。一方で、競走馬から禁止薬物の検出が相次いだ原因は今なお不明で、期待と不安を抱えてのスタートとなった。

 水沢競馬場は午前10時半に開門し、大勢のファンや家族連れでにぎわった。岩手日報杯スプリングカップなど10レースを開催し、迫力あるレースに歓声が上がった。

 場外発売所を含む初日の入場者は8657人(同41%減)。レース数や開催曜日が前年と異なり単純比較はできないが、入場者数、発売額ともに減少した。レースの魅力を高め、黒字収支に向けた売り上げ増が引き続き課題となる。

 19年度は128日開催を予定。