女優の有村架純さんと俳優の坂口健太郎さんが主演するWOWOW連続ドラマW「そして、生きる」は、盛岡市内を舞台に撮影が進んでいる。東日本大震災をテーマに、若者たちが葛藤しながら強く生きるヒューマンラブストーリー。盛岡広域フィルムコミッションも協力し、豪華キャスト、スタッフによる物語に盛岡の風景が刻まれる。

 5日は同市内のホテルで有村さんと坂口さんが取材に応じた。震災について、有村さんは「8年がたち、風化していくのが怖い。作品を通じて東北の人たちに気持ちを向けてほしい」と願い、坂口さんは「被災地の現状を再確認し、心にとどめておくことが大事」と話した。

 盛岡市内での撮影は3日から始まり「紅茶の店しゅん」などで展開。同コミッションがロケに協力し、エキストラとして市民ら延べ約40人が参加する。同コミッションの多田研三さん(69)は「ロケにしっかり対応し、ドラマを見た人が盛岡に行ってみたいと思ってもらえたらうれしい」と語る。今後、住田町でも撮影が行われる。