矢巾町藤沢の県消防学校(高橋明朗校長)は3日、同校で第65期消防職員初任教育の入校式を行った。東日本大震災の被災地出身者を含む73人が、県民の命を守る使命感とともに力強く一歩を踏み出した。

 約250人が出席。高橋校長は「住民の生命、財産を守る崇高な使命を持つ。懸命に復興に取り組む被災地の姿を忘れず、消防士の土台を築いてほしい」と激励した。入校生を代表し、久慈広域連合消防本部の久慈慎也さん(25)=久慈市出身=が「勉学に努め、礼節と規律をただし、消防職員としての素養を培う」と宣誓した。

 入校生は県内12消防本部の新規採用職員で、女性は6人。9月30日まで法律や知識の習得のほか、現場で必要な技能や体力を身につける。