【米シアトルで本紙特派員・小田野純一】米大リーグ、マリナーズの菊池雄星(花巻東高)は2日(日本時間3日)、メジャー初勝利を懸けホワイトソックスと対戦する次回登板に向け、キャッチボールやランニングなど軽めの調整を行った。練習の合間には同僚投手陣のブルペン投球をじっくり観察。ファンサービスも惜しまなかった。3日は移動日で、4日(同5日)に米国では初の敵地での登板に臨む。

 菊池雄星のウオーミングアップや試合での審判への対応に、柔軟な吸収力とこれまで培った経験に基づく信念が感じられる。

 まずはウオーミングアップ。登板日の調整方法に米国式を取り入れた。西武時代は全体のアップに参加して試合直前も体を動かしていたが、現在は試合開始1時間前の1回に変更。疲れをためないことが目的で「ほどよい緊張とリラックスがあった。自然とキャッチボールから投球練習に入れたので、あの時の心理状態をつくれれば良い」と問題はなさそう。

 変えない部分は遠投だ。1時間前から体を温め、キャッチボール、投球練習とせわしないように見えたが、遠投は欠かさなかった。