金属部品加工のアイオー精密(花巻市東十二丁目、資本金1億7534万円、鬼柳一宏社長)が本社隣接地に建設していた産業用ロボット向け部品製造の新工場が完成した。生産能力は最大50%高まり、5年後までに50人を新規雇用する。

 新工場は鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積約5700平方メートル。昨年9月に着工し、3月末に完成した。ロボットのアームや関節などに使う金属部品を製造する。本社工場と連結し、切削から研磨、熱処理、表面処置、品質管理まで一貫生産する。

 産業現場の人手不足が深刻化する中、作業を省力化できる産業用ロボットの需要は国内外で高まっている。鬼柳一宇(かずたか)会長(79)は「花巻の拠点を『マザー工場』に位置づけて基盤技術を磨き、世界市場で取引拡大を目指す」と語る。