平成の時代30年余の県内の気候は、地球温暖化をうかがわせる現象が続いた。年平均気温は上昇傾向。酷暑だけでなく冷害、集中豪雨、大雪など極端な天候が頻発し、人命や財産が失われる自然災害も発生した。

 盛岡の年平均気温は平成の30年間でも上昇傾向が見られる。盛岡は2009(平成21)~18(同30)年の10年間の同気温の平均は10・9度。1989(同元)年からの10年間より0・4度高くなった。同気温の最高は15年の11・6度。観測史上5位まで四つを10年以降が占める。

 94(同6)年には盛岡で真夏日の連続日数が歴代最多の38日を記録。当時の紙面には「あまりの暑さに耐えられず、髪形をショートにした」「扇風機を使うと熱風で逆に暑さが増した」など猛暑に苦しむ県民の言葉が並ぶ。8月14日の釜石の最高気温38・8度は現在も県内の最高記録だ。