奥州市水沢地域の春の風物詩、日高火防祭(ひぶせまつり)(実行委など主催)の本祭は29日、同地域中心部で開かれた。豪華絢爛(けんらん)な9台のはやし屋台がみやびやかな音色を響かせながら街を練り歩き、水沢の街に一大絵巻を繰り広げた。

 午前10時40分、9町組のはやし屋台が日高神社に向かって礼拝する遙拝(ようはい)式で開幕。「お人形さん」と呼ばれる着物姿の女児を乗せたはやし屋台の行列が、太鼓と笛、三味線のおはやしを響かせながらゆっくりと運行した。

 午後7時ごろ、ぼんぼりを点灯した9台のはやし屋台がJR水沢駅前に集結し、町組ごとの音曲を一斉に奏でる「そろい打ち」を披露。祭りの盛り上がりは最高潮に達した。