宮古市と三陸鉄道(中村一郎社長)は2日、同市の三鉄津軽石駅で、自転車スタンドの設置式を行った。同スタンドは東日本大震災の津波で被災し、流失を免れた10台分を地元高校生が修繕。再建した同駅の周辺環境を整備することで三鉄の利用促進につなげる。

 式は中村社長、佐藤広昭副市長、修繕した宮古工高工作部の部員10人、地域住民らが出席して行われ、中村社長が「高校生によるスタンド整備は心強い応援だ。沿線の振興につなげていきたい」と感謝した。

 流失しなかった10台分のスタンドは腐食が進んでいた。市はリアス線開通に合わせ、同駅に近くリアス線を利用する機会も多い宮古工高に昨秋修繕を依頼。同校工作部を中心にさび取りやねじの交換を行い、アイボリー色に塗装し直して新品同様に仕上げた。