陸前高田市高田町の大型商業施設アバッセたかたは27日、開業2周年を迎えた。東日本大震災でかさ上げした中心市街地は店舗の再建が進み、相乗効果を実感する声も上がる。一帯には高田松原津波復興祈念公園内の道の駅や市民文化会館(仮称)、チャレンジショップなども今後オープンし、市街地再生とにぎわい創出へ期待が高まる。

 アバッセはかさ上げした中心市街地初の営業施設として2017年4月に開業。現在は専門店街とスーパー、ドラッグストアなど19店舗が入り、市立図書館を併設する。開業1年の客数(レジ通過数と図書館入館者数の合計)は約120万人、2年目は約129万人(同)と増加した。

 アバッセは5月1~6日にゴールデンウイークセールを開催し、各種イベントも予定する。運営する高田松原商業開発協同組合の伊東孝代表理事は「道の駅から市街地まで足を延ばしてもらう取り組みが今後の課題だ。お客さんに常に新鮮に感じてもらえる工夫を考えなければならない」と見据える。